これから投資を始めようと考えているけれど、株とFXどちらで投資を始めるか悩んでいるという人も多いと思います。 そこで今回は株とFXそれぞれの特徴とどういう人には株(FX)がおすすめかをまとめていきたいと思います。
株の特徴
まずは株から見ていきたいと思います。
株の特徴は大きく3つあります。
・現物なら投資した以上に損はしない(損の幅が決まっている)
・配当金や株主優待がもらえる
・資産を増やすには最初にある程度の元手が必要
株も場合(ミニ株や投資信託などの利用)によっては1000円から投資を始めるということもできますが、そこから短期間で資産を何倍にも増やしていくというのはあまり現実的ではありません。
というのも、現物での投資の場合は1000円で1万円の取引をするといったレバレッジを効かせることはできないので、資産を増やしにくいためです。
つまり、株の場合は最初に投入する資金が大きいほど大きな利益を出しやすいということが言えます。
また、リスク面に関して言えば、株(現物)の場合は投資した金額以上に損をすることがないので最悪の場合でも資金がゼロになるだけで、借金をしてしまうことはありません。
FXの特徴
では、FXにはどういった特徴があるのでしょうか。
FXには大きく以下の3つの特徴があります。
・少ない元手から始められる。
・短期間で資産を増やしていくことが可能。
・売りからも買いからも始められる(タイミングを選ばない)
FXはレバレッジを効かせて取引することができるというのが大きな特徴です。
ですので、自分の持っている資金以上に取引することができ、少ない元手から資産運用をすることが可能です。
そのため、初めは少ない資金(元手)であっても、レバレッジを効かせて元手の何倍もの取引を複数回行っていくことによって、短期間で着実に資産を増やしていくということが可能です。
また、FXは基本的に24時間取引可能で売りからも買いからも始められるということもFXの魅力の1つです。
ですので、時間が決められている株と違い、FXの場合は現在会社に勤務している人でも仕事が始まる前や仕事終わりに取引をすることが可能です。
株はこんな人におすすめ
以上の特徴を踏まえて、以下のような人は株で投資を始めることをおすすめします。
・ある程度の元手がある人
・長期で安定的に稼ぎたい人
・リスクをできるだけ少なくしたい人
株で利益を出していこうという場合にはレバレッジが効かないので、先にも書いたようにある程度の資金が必要です。
ですので、最初にある程度の資金が用意できるという人は株で早期に資産を増やしていくということも可能です。
また、株の場合はFXのようなロスカットに合う恐れがないので、常に相場に気を配っておく必要もなく、最悪の場合でも借金するほどの損になることはないので、損が怖いという人や長期でじっくりと資産形成をしていきたいという人は株で資産運用をしていくと良いでしょう。
FXが向いてるのはこんな人
以上のような人が株で投資を始めたほうが良いのに対して、以下のような人はFXで投資を始めたほうが良いでしょう。
・元手が少ない人
・短期で稼ぎたい人
・リスクよりリターンを重視したい人
FXは自分の持っている資金以上の取引を行うことによって短期間で大きく資産を増やしていくことが可能な取引ですが、その分予想外の損を被ってしまう可能性もあります。
また、FXの場合は損に限界がない(どこまでも損が拡大する可能性がある)ので、損切りをうまくできないとただひたすら損が拡大していってしまうということもあります。
しかし、こういったリスクに対するマネジメントがきちんとできていれば、リターンの面で非常に魅力的なのがFXですので、リスクが大きくてもリターンを重視したいという人はFXで始めると良いと思います。
まとめ
株とFXどちらで投資を始めた方がいいかはその人の資金力やどこまでリスクを受け入れるのかといった性格によるところも大きいので、安易にどちらかを選ばず、よく考えた上で自分にあった方を選ぶようにしましょう。
また、まだどちらにするかを決めかねているという人は、一旦それぞれ