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【FX初心者向け基礎知識】順張り・逆張り/概要・オススメ本

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FXのトレードの勉強を始めたら「順張り」「逆張り」などの言葉を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、「何かよく分かっていない」「どちらでトレードすべきか分からない」という人もいると思います。
そこで、今回はこの「順張り」「逆張り」について改めて確認し、FX初心者はどちらでトレードすべきかを見ていきたいと思います。

FX初心者におすすめ基本の順張り

順張りとは

その時のトレンドの流れに沿って売買をすることを順張りといいます。

たとえば下のチャートの矢印がそれぞれトレンドの動きなので、この流れに沿って売買をするのが順張りです。
(左の矢印の例なら「売り」でエントリー、右なら「買い」です。)

 

順張り

順張りでのトレードの特徴

順張りでのトレードは、トレンドに乗ることによってこの先の動きが読みやすく、自分の思惑とは反対に動き始めて大損するという恐れが少ないのが特徴です。
ですので、初心者は基本的に順張りでトレードを行うことをおすすめします。

しかし、その一方でトレンドが形成されてからのトレードになるので、トレンドの最初と最後の差が全て利益になるわけではなく、得られる利益は少なくなってしまう可能性もあります。

初心者には順張りでのトレードがおすすめ

順張りでのトレードは、まだ経験の浅い初心者でも動きが読みやすく、トレンドの流れに乗ることで手堅く利益を積み重ねていくことができるので、チャートを読むことに慣れていなかったり、トレード自体が不慣れな初心者におすすめです。

大きく利益を狙える逆張り

逆張りとは

逆張りとは、上昇(下降)トレンドの中でトレンドに逆らって売り(買い)でエントリーすることを言います。
たとえば逆張りをする場合には、現在上昇トレンドであっても、移動平均線と大きく乖離していて今後下降トレンドになることが予想される場合には現在上昇トレンドであってもあえて「売り」でエントリーします。

逆張りでのトレードの特徴

順張りは現在既にできている流れに乗るので、ある程度今後の動きを予想することができます。
一方で、逆張りの場合は順張りに比べて予想の精度が下がります。

しかし、逆張りは予想が当たった場合に新たなトレンドの最初からの利益を得ることができるので、順張りと比べて大きな利益を得ることができる可能性があります。

逆張りは自分なりのルールを見つけてから

逆張りは順張りと比べて先の展開が読みにくく、間違えると大きな損失を被ってしまう危険性があります。
ですので、テクニカル指標を用いて判断する場合にもどのような基準でどうなったらエントリーするのかを過去のトレードや書籍等から学び、自分なりのルールを見つけていく必要があります。

FXのチャートの見方を学ぶなら

チャートの見方を学ぶ際は、いきなり実践でトレードをするよりもまずは書籍等で「この場合はどのようにトレードすべきなのか」「このチャートは今後どういう動きになるのか」を学んでおいた方が安心です。
また、色々な知識をつけても実際にそれを試してみて、自分の考えが合っているのかを確認していくことが重要です。

その際にオススメなのが『FXチャート実践帳』です。

この本は名前に「実践帳」とある通り、本にある問題を実際に自分で考えて解いてみる形になっています。
ですので、単なる知識ではなく「使える知識」を身につけることができます。

また、FXチャート実践帳には他に「デイトレード編」「トレンドライン編」「スキャルピング編」があるので、自分に合ったトレードスタイルを確立する際にも有効です。

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